個人装備の情報
個人の安全装備について解説します
里山や街中のハイキングは別にして、主として奥多摩、丹沢以上の山行時に必要な装備に関する情報です
◇ 個人用の薬品類について
・内用薬、外用薬を防水性の袋に収納する 持病薬など内容は個人差が多いので各自工夫すること
・古い薬品は処分し山行前に更新する
・内服用の錠剤などは瓶から出して、防水性の良いプラ小袋に必要量(若干多めに)を小分けして薬品名を記 入しておく
・内服薬類パッキング ・外用薬類パッキング ・薬品類をまとめて袋に入れる
内服用:風邪、下痢、鎮痛薬(高山病、ねん挫、その他)小屋泊の場合は催眠薬など
外用薬:バンドエイド大小、筋肉痛用(バンテリン)、消毒薬(マキュロン)、包帯、テーピングテープ(幅2.5㎝位)三角巾、ハサミ
テーピングテープはねん挫などのテーピング以外に靴底のはがれやストックの破損、衣類などの切裂きなどの応急補修にも利用できる
・疲労による脚部の痙攣にはバンテリン以外に、飲み薬の漢方薬「芍薬甘草湯」もよく効く(ツムラ順天堂)
◇ 地図・磁石(コンパス)その他
・25000地図、登山地図類 パンフレットなどの略図は絶対に不可
・コンパス(磁石)は登山用時計に内臓タイプあり
・休憩時に常に地図で現在地を確認しておく
・地図の収納はフリーザーパックが軽くて防水性良
・ホイッスルもあると安心
・ライターと小型ナイフ
◇ 食糧・水など
・最低1日1リットル(夏季は1.5~2リットル)
・ミネラル補給に一部スポーツドリンクも可(市販品より薄める)
・水は怪我の際に傷を洗うためにも必要
・立って食べられるビスケット、飴類などをポケットに
・弁当以外に非常食として保存のきくパンや菓子類も
・乾燥果実は大変おいしく長持ちして軽いのでおすすめ
◇ 緊急避難用具(エマージェンシー・ブランケット)
アクシデントで下山できずビバーク(緊急野営)することもあるが、小型・軽量・安価な「エマージェンシー・ブランケット」をザックかポケットに忍ばせておくと安心できる。
大きさはタバコ大、¥525で登山ショップで売っている。メタライズ加工した極薄のプラスチック製の袋で拡げると全身が入る程度の大きさがある。
防寒・防風・防雨機能があり緊急時にシェルターとして一晩過ごすことができる。
だだし一旦拡げると2度と元通りにたためないので使い捨てと考える方が良いでしょう。