便利グッズなどご紹介
登山やハイキングは自然に身を置いて活動することが主目的であるが、活動のニーズにマッチした新しい商品が各メーカーで次々開発され、大変便利なグッズとして発売されている。登山用具のショップを訪ねて新しい商品を眺めて品定めすることも大変楽しいものです。最近は山ガールがもてはやされる時代になって、売り場の半分は大変カラフルで綺麗なウエアや装備類が所狭しと並べられ、昔の暗いお店のイメージは全く無いと言ってよいでしょう。
最近管理人が目を付けたアイテムなどを会員の皆さんの活動に資するよう随時ご紹介してゆこうと思います。
会員さんは皆さんOBで経費節減が至上命令ですので、安価で効果がありそうなものを中心にします。
1 | 三徳食事用具 これ1本でスプーン、フォーク、ナイフ持参と同等です 安価で綺麗! |
2 | おいしい非常食、行動食に乾燥果実(ミックス) |
3 | 軽量コンパクト、無臭の水筒 プラティパス(Platypus) |
4 | 折畳式プラカップ 軽量コンパクトでラクラク収納(Xカップ) |
5 | ハイキングで出会う花・ポケット図鑑 |
6 | 地図などの防水用ビニル袋 |
7 | コンパクトで携帯性に優れた虫よけスプレー |
SPORK(スポーク:スプーン、フォーク、ナイフが一つにデザインされた便利グッズ カラフルで軽量、丈夫)
ICI石井で1本 ¥367 5色ある
長さ:17cmスウェーデン製の超軽量食事用ツールでこれ1本持参すれば食事は全く心配ない。軽くて強いポリカーボネイト樹脂製で-20℃~100℃対応 http://www.nttcom.co.jp/comzine/no044/uni_design/index.html


ドライフルーツ・ミックス
非常食、携行食は疲労した際も食べやすく、すぐにエネルギーに代わる糖分の多い、軽量、腐敗しにくい食品が必須条件となる。携行食の入った小袋をベストなどのポケットに入れておき、歩きながらでも口に入れられる配慮も大切です。アンパン、月餅、羊羹、干し柿、チーズなどが昔の山歩きの非常・携行食の定番でした。現在は多種多様な食品が市販されている中ですが、各種の乾燥果実を小さく切ったものを袋に入れて市販している優れものがあります。
販売店:KALDI(コーヒー豆を中心とした輸入食料品店)
http://www.kaldi.co.jp/ 関東を中心に多数の全国店舗展開中

Plutypus 輸入販売元:㈱モチヅキ 登山ショップで¥1,050 (1リットル用)
透明なプラスティックを三層にラミネートした素材を使った、強度充分、無臭、軽量な折畳水筒をご紹介します。
プラティバスとは水辺にすむ動物「かものはし」の英語で、形状が似ていることでつけられたものと思われます。
最近はペットボトルを水筒として利用することが普通になっていますが、空の場合でもボトルの容積は変わらないために、ザックなどへの収納についてはプラティバスに軍配が上がる。日帰りの山行の場合は家でペットに水を容れて出発するか、スタート前にコンビニでスポーツドリンクやお茶を購入するのが一般的ですが、宿泊山行の場合は山小屋や民宿などの宿で水を補給することになるため、折畳機能があるほうがザック収容の面からも優れている。価格的にはペットに比べると出費が必要ですがザックにこのプラティバスを忍ばせておくと、山中でのおいしい湧水をゲットして持ち帰ることも容易になります。森伊蔵などの銘酒を水割りではもったいないの話もありますが、絶品です。

Xカップ 輸入販売元:㈱キャラバン 登山ショップで約¥1,000
シリコン製折りたたみ式のカップで、オーストラリアのアウトドアブランド ”シートゥーサミット” 開発の製品。
シリコン樹脂は耐熱温度が高く調理器具などに多用され安全度も高く衛生的です。(-40℃~180℃)
飲み口はナイロン製で持ちやすく、何といっても折りたたむと厚さは数ミリ程度になり、ポケットやザックの片隅に収納できる。


野草の花 ポケット図鑑 新潮文庫 増村征夫著 ¥629 http://www.shinchosha.co.jp/book/106122/
ハイキングで野山を歩いていると、時期の草花が咲いている。

植物に詳しい人がハイキングに参加していれば、都度名前を聞くと良いが、5分もたつと忘れてしまい何度も聞いて嫌がられるのも我が年代では普通ですね。専門的な情報満載で分厚い本格植物図鑑は高価でしかも持ち歩きは不可能です。この本は普通の文庫本サイズで暑さは1センチ弱、名前を探しやすいように花の色で分けて掲載してあり、価格も生ビール一杯程度で、320種を掲載してあるので、結構便利で使いやすい。
ハイキングの際、ポケットに図鑑を忍ばせておくと、現地で確認も簡単にできるので、興味のある方は購入をお勧めします。
プリント、コピーした地図の防水対策
昭文社の山と高原地図や2.5万図の必要部分をコピーしたり、ヤマレコやカシミールを利用して自前のルート図などを作成、あるいはハイキング同好会のホームページからダウンロードした地図などをプリントして持参する山行が増えている。 プリントした地図の最大の欠点は水に弱いことで、雨などにあたるとあっという間にインクが滲み使用に耐えない状態になる。 耐水性を高めるスプレーもあるが高価(¥2500)で耐水性能も完ぺきではないため、透明なビニル袋などに収納する方法が一般的である。 地図収納用袋に要求される性能は、A4がゆっくり入るサイズ、膜厚が適当で破れにくい、透明度が高い、ジッパーつき、余計な文字や商品名が印刷されていない、価格が高くないことなどである。食品保存用のジッパーつきの袋があるが大きさが半端で、商品名が大きく印刷されており地図が見えないなどの問題があった。
先日東急ハンズで最適な商品を発見し早速購入使用した結果、大変良い結果が得られたのでご紹介します。
商品名:「ジッパーフクローのべんりぶくろ」 シーアイ化成製 4枚入り¥210
地図、計画書、その他A4サイズの用紙が複数枚数ゆっくり入り、透明度が高く膜厚も適当で強度もあり、ジッパー付。
袋を二つ折りにしてベストの大きいポケットなどに入れておくと大変使いやすい。


最近(2014/6)イトーヨーカドーの家庭用品売り場でプラ袋の専門メーカー製のA4サイズのチャック着きプラ袋を見つけたので紹介します。
価格は5枚入りで¥132と安価 販売元は㈱ジャパックス A4の用紙が余裕をもって収納できる。
携帯性に優れた虫よけスプレー(2023/4現在)
発売元:㈱近江兄弟社 商品名:虫よけミストポケット ¥660
http://www.omibh.co.jp/products/insect-repellents/mushiyoke-spray_po.html
初夏から晩秋まで尾瀬などの湿地帯や深い森林帯などを歩くとブヨ、蚊、その他の小型の虫にまとわりつかれ、うるさいうえに血を吸われ、患部が赤く腫れあがるなどの被害も受け折角の山歩きの楽しさが半減する。
こうした時期の山行には虫よけスプレーが必携アイテムになるが、ドラッグストアなどではお徳用の大きいスプレー缶商品が多く置かれているが携帯性が悪い。
ということでハイキングなど小型軽量を要求される場合の虫よけ商品を紹介しておきます。
この商品はベトつきが少なく、逆さまにしてもスプレイできるので足回りへの噴霧も問題ない。
大きさ実測:長さ122ミリ、直径25ミリ 重さ:約40g